2026-05-23#卒業と入学#コーヒー#生活の質

Spotify をやめてコーヒー定期便を始めた話:耳から舌へ、贅沢の置換

毎月980円の Spotify を解約して、同じ予算で PostCoffee の1,980円コースに切り替えた話。音楽はYouTube無料版、その代わり毎月違う豆が届く生活。

Spotify Premium を3年契約していた。月980円。プレイリストを作って通勤中に聴くのが日課だったが、ここ半年、ほとんど無音で通勤している。「もう要らないんじゃないか」と気づいて、解約してみた。

音楽が完全に必要ないわけではない。代替として無料版の Spotify と、YouTube Music の無料版を併用すれば、広告は入るが十分。「広告15秒くらい我慢できるな」というのが正直な感想だった。

そして浮いた予算(プラス少し追加して)月1,980円で、PostCoffee の定期便を試した。世界中の独立系ロースターから毎月3〜4種類のコーヒー豆が届く。

初回:診断から始まる体験

PostCoffee は初回に「テイスト診断」がある。何問か質問に答えると、自分の好みを分析してくれる。これだけでもう「自分のための体験」が始まっている感じがした。Spotify の「あなたへのおすすめプレイリスト」とは違う、能動的な選択。

1ヶ月目:エチオピアの豆との出会い

届いた豆の1つにエチオピア・イルガチェフという銘柄があった。これまで「エチオピア」と聞いてもピンと来なかったが、淹れて飲んでみると、フローラルで紅茶のような香りがする。「コーヒーってこんなに違うのか」と素直に驚いた。

付属の説明書に「酸味が華やか、ドリップ時の蒸らしを丁寧に」とある。読みながら淹れる。これだけで朝の10分が「儀式」のような時間になる。

2〜3ヶ月目:飲み比べの楽しさ

同じ月に届いた別の豆と比べて飲む。同じ「コーヒー」というカテゴリの中で、こんなに差があることを知る。これは音楽のジャンル違いを聴き分けるのと近い体験だが、より「身体的」な気がする。

気づいたこと

Spotify をやめても困らなかった。困らないどころか、無音通勤に慣れて「自分の考え事に集中できる」副次効果まで出てきた。

一方で、コーヒー定期便は「毎月違う体験を能動的に作る」装置として機能した。耳から受動的に流れ込む音楽から、舌で能動的に感じ取るコーヒーへ。同じくらいの月額で、得られる体験の質はまったく違った。

やめる時のことも考えておく

PostCoffee は次回配送4日前までならスキップ・解約できる。1ヶ月単位で気軽にやめられる。もし合わなかったら、迷わず止めて他のジャンルを試せばいい。

本サイトの コーヒー定期便ジャンル では PostCoffee 以外の主要サービスも比較してある。各社とも「やめる手順」を併記しているので、最初から「合わなかったら止めるルート」が見える状態で試せる。

無駄なサブスクをやめる先には、「何か別の体験を始める自由」がある。サブスク図鑑 から、自分の生活に合いそうなジャンルを覗いてみてほしい。

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